葬式は営業だ!
じーちゃんが亡くなった時に入った互助会。
ばーちゃん。
とーちゃん。
各50万円のコース。
17万円弱貯まってた。
「家族葬にしたいです。」
と、とーちゃん。
「喪主様の分も足して、34万円支払いに充当出来ます。」
「ばーちゃんの分だけでいいんですけど。うちのは使いたくないです。別だから。」
と、あたし。
「支払いがお安くなりますよ?」
「じゃあ、使います!」
と、とーちゃん。
えええ?納得出来ない~
でも、とーちゃん、いらんとこで強気。
結局使うことになった。
あれやこれやと打ち合わせしたら、170万円弱!
お寺のお布施とか合わせたら、200万円超すやん!
「貧乏人は死ねませんね・・・・」
葬儀社の人に、思わず言った(笑)
「これでよろしいですか?」
とーちゃんが確認して、
「はい、お願いします。」
どこにそんな金が・・・
裏喪主、頭の中でそろばんを弾く。
ああして こうして ここの金をこっちへ あっちへ あれが入ったらそれを足して・・・・
そして、家に帰って見積もりを凝視。
ん?
なぜにコースがランクアップしてる?
・・・・
・・・・
あ、50万+50万になってるやん!
うーわ、最悪。
とーちゃんに言ったら、
「そんなん、あんなとこで言われたらちゃんと見てられへんかった。メガネも持って行ってなかったしい」
自慢か!
でも、仕方ない。
OK出してるんやし。
確かに祭壇は豪華だった。
たった11人で見るにはもったいないくらい・・・
営業さんに、ちょっと恨み言吐いた。
説明不足でしょって。
そして、またとーちゃんに入りなおしてねって営業。
入るもんか!
とーちゃんの分使ってなかったら、そのまま、またお願いしたかもしれないのに。
はーい、1件ちーん 撃沈
息子に言ったら、
「200万円! そんなすんの! 無理無理、おかんらの葬式出来んわ!!」
ですよね~
そしてあたしは探しました。
小さなお葬式
早割に入ったもんね~
お花も一杯だしさ。
あーん、早く死んでみたい て おかしな話やけど(笑)
みんな死ぬからさ。
ちょっと死ぬ前に探しとかなあかんね。
いいとこ。