ひとって。
人っていったい何だろう。
肉親とか。
友達とか。
括りを作って群れたがって。
その中にいることだけで満足してるはずなのに。
縦とか横とか。
放射線状に、それこそガラスのひびのように拡がりを見せる。
かといって固い絆があるわけでもなく。
脆く崩れ落ちてしまう。
後はほいほいと掃除されてぽいっ。
何事もなかったように終わる。
寂しいけれど現実。
悲しいけれど現実。
他人だ、とぶっつり切られた筈なのに。
その他人に縋っている。
その他人に頼っている。
肉親という括りだけで繋がっていたモノたちはモノでしかない。
感情はどこへ行ったのだろう。
感情はどこにあるのだろう。
信じられるものは、自分の感性のみ。
包み込む大きさがあるのだろうか。
あたしという感情のイレモノは、求められている。
そのキモチを試されている。
期待に応えようとはもう思ってはいない。
人の為に動くなんて愚の骨頂。
見返りも欲しくない。
自分の為に。
自分が後悔しないように動けば、それはいつか相手の為になっている。
そんな順番なら、相手のための行動でもいいかもしれない。
自己満足でもなんでも結構。
あたしはきちんと考えて生きていたい。
あたしの物差しで。