こころ。
左目は乱視です 二重に見えます 心は乱心です 定まりません 左目で心を見れば あたしはもうハリケーン ぐっちゃぐちゃ
感情をなくしたあの頃 言葉は耳からこぼれた 聞こえているのに 言葉は頭の中でばらばらになり 理解できなかった 心はどこかへ隠れ 無表情になった 喜びも 悲しみもなく ただ淡々と生きていた 時に叫びだしたい衝動にかられ 固く口を塞いだ それでも漏れ出す…
足して 引いて 掛けて 割った 残ったのはこれだけ 人生って無駄の集合体 因数分解も 微分積分も もう忘れたし いらないし でもさ 本当に大切なものを見つけるには 無駄も必要かもね
あけましておめでとう しめましてさようなら こんな事いいあって笑ったね 今は笑えないけどさ どこに落としてきたんだろう どこに忘れてきたんだろう あたしの感受性 今のあたしはただの機械 日々を生きるだけの機械
監視されてる 真顔で話すあなたを哀れんだけど 本当のところなんて分からない そこかしこに光る眼 情報は筒抜け それを感じない鈍感さがいいのかも 真実が全てではないから せん妄さえ憧れる 現実世界からの逃避
心の窓を開いて さぶっ あかんやん 風邪ひくわ じゃあ閉め切って くさっ あかんやん カビとるやん 開けたり閉めたり せわしないけど 必要なんやなあ
ピーナツ食べて おならをぷぷぷ ゴボウを食べて おならをぷぷぷ それがどうした 生理現象 でも タイミングは必要 時と場所を考えて おならでさえそうだもの 何でも考えてやらなきゃね ただの礼儀知らずになっちまう
不意に流れる涙 心のちりあくたを 捨てたいからなのか いらないものを流した 今のあたしは澄んでいる そう思いたい 腫れて醜い目が そうじゃないと伝えてるけど 目をつぶればOK 見えやしない 心の目で見えるのは 澄んだ心のきれいなあたし 一丁あがり
みんな自分に返ってくるって知ってても それでも我慢できない 奪って ものにして ご満悦 一瞬でも幸せならそれでいい 後が地獄でも耐えられる そう思う心の麻痺は救いようがないね
あなたの言葉があたしの心に響かない 周波数がずれてるみたい ざざざ 耳障りな雑音が聞こえるだけ チャンネルを合わすべきなのは どっち
じっと見つめてる メ 可愛いね 抱きしめる 無機質の ニンギョウ ニンギョウのあなたから受け取る カンジョウハ あたしが込めたもの 裏切らない アイジョウ あたしの心
地下鉄に乗りました 一番後ろの車両 走り去る闇が見えています 駅から出る電車 駅の明かりが遠ざかります 心細い気分 寂しい気分 でもまた駅 繰り返し 信じてもいいのかなあ 駅を出でも 次の駅があるって まだ見ぬ先には、明るい駅が待っているって この電車…
その人は綺麗な目をしていた 涼やかな 曇りなき眼差し 目をそらさずに話す あたしもそらさない 負けそうになるけれど 心の中まで見透かされそうだった 眼差しから読み取ったあたしはどう見えたのか 綺麗な心になろう 誰から見つめられても まっすぐに見返す…
何の言葉もいらない ただ 同じ方向を向いて座っていよう 二人の目は同じものを見るから 違う心で それでもいい 温もりが伝わるから 一人ではない 孤独ではない
あたしはあなたのものじゃない じゃ あたしはだれのもの? あたしのものでもないみたい だって あたしのてをすりぬけてどこかへいってしまう あたしをおきざりにして あたしはじぶんのそんざいさえわからないまま まつ あたしのかえりを いつもどるかもわから…
我慢と 我儘って 両極端 どっちもなくちゃ 成り立たない でしょう? 明があるから暗がある 嫌なあたしがいるから いいあたしがある だからいいのかな 嫌な人でも 垣間見えるいいところに期待
逃げるのは簡単 でもそれじゃダメでしょう 一歩引いて 反省 二歩引いて 猛省 次の一歩は前へ 重い足だけど 一歩が出れば大丈夫 その一歩が難しいんだなあ
南禅寺で線香の煙を浴びた あたま あたま あたま ばかが治癒しますように 拝んだ 拝んだ 拝んだ ばかが治癒しますように その後で頭打った こんな願いは受け付けません そう言われたみたいね
酸素 吸えてるんやろか 脳までまわってないんと違うかな ちょっと腐りかけ違う? あたしの頭の中
悩んでいても 落ち込んでいても お腹は空く 眠くなる 現金 たいしたやつじゃないんだよ あたしってやつは
がばいさびしかときは はーってためいきのずっさ なみだもずっ ずっもんばっかいで はいっとのなか なんかいれんばでけんばってん なんばいるっぎよかかわからんと とりあえず たぶっぎよかね そいがいちばんたい そいぎ げんきになっごたっ なんでんよかけ…
生きたいと思った事がある 死にたいと思った事がある この二つに違いはあるのだろうか どちらも自分では叶えられない事 選択できない 思うだけ 動かすのは 神
寝言って、夢のはみ出しものか?
楽しかった事は記憶の奥に追いやられるのに、苦しかった事は記憶にひっついて離れない。 あー、そんな事もあったなーって。 楽しかったなーって。 思い出さなきゃ考えられない。 あー、どうしよう。 どうしたらいいんだろう。 もうダメだ。 常に考えてしまう…
月って蝋燭の炎に似てる 芯の方は熱くもなく ゆらゆらとゆらめいて 不安定で でも 炎 燃やす力はある みくびらないで
こんな日は無性に会いたくなる ただ一緒にいるだけで癒されるから 同じ方向を向いているのが分かるから でも あなたはあたしのために生きているのではないから あたしの癒しの道具ではないのだから だからひとり じっとひとり 信号は誰にも届かない
あたしは社会人で 家庭人で 親で いい年の大人で それでも耐えられない事もあるんだよ 知ってた? でも、それを奥底に閉じ込めながら生きているんだよ 知ってた? それでもダメなのかなあ
あたしを一番傷付けているのはあたしかもしれないね 人じゃなく自分 一番痛いところを知っているから そこをえぐるように痛めつけて 笑っている 残酷な自分
たった一言にこんなにも傷付いた あたしも誰かを傷付けているのかもしれない 不用意な一言で だから貝になろうか 堅く開かぬ貝に そうすれば誰も傷付ける事もないはず
泣くぐらいだったら やらなけりゃいいじゃん そんな事分かってる でも、泣くかどうかなんて最初から分かっちゃいない だから進むんでしょう がむしゃらに 結果 なの 泣くのは だから進むしかないの